Best Collection~いい日旅立ち~+オリジナル・カラオケ

谷村新司 Best Collection~いい日旅立ち~+オリジナル・カラオケ歌詞
1.いい日旅立ち

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

雪解け間近の北の空に向かい
過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時
帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出る

ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた歌を 道連れに

岬のはずれに 少年は魚つり
青い芒(すすき)の小径を 帰るのか
私は今から 想い出を創るため
砂に枯木で書くつもり“さよなら”と

ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 羊雲をさがしに
父が教えてくれた歌を 道連れに

ああ 日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち 幸福をさがしに
子供の頃に歌った歌を 道連れに


2.三都物語

作詞:多夢星人
作曲:谷村新司

胸さわぎの旅は いま始まって
時の流れのままに こころを遊ばせ
この私は 誰を訪ねるあてもなく
まるで詩人のように 景色に染って

ああ なんて 街それぞれ美しいの
ああ なんて 人それぞれ生きているの

昨日 今日 明日 変わり行く私
紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう

風そよげば ひとり胸抱きしめて
愛の不思議を思う 吐息をもらして
この泪は きっと感じるよろこびね
揺れる瞳に映る 季節に恋して

ああ なんて 街それぞれ美しいの
ああ なんて 人それぞれ生きているの

朝に舞う夢 黄昏に出会い
ほんの一時のためらいを 誰に言いましょう

昨日 今日 明日 変わり行く私
紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう


3.陽はまた昇る

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

夢を削りながら 年老いてゆくことに
気が付いた時 はじめて気付く空の青さに

あの人に教えられた 無言のやさしさに
今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜

陽はまた昇る どんな人の心にも
あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと
冬晴れの空 流れる煙 風は北風

鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ
息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外

もしかして言わなければ 別離ずにすむものを
それでも明日の貴方の為に あえて言おう“さよなら”と

陽はまた昇る どんな人の心にも
あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと
春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す

陽はまた昇る どんな人の心にも
あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと

春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す


4.サライ

作詞:谷村新司
作曲:弾厚作

遠い夢すてきれずに 故郷(ふるさと)をすてた
穏やかな春の陽射しが ゆれる小さな駅舎(えき)
別離(わかれ)より悲しみより 憧憬(あこがれ)はつよく
淋しさと背中合わせの ひとりきりの旅立ち

動き始めた 汽車の窓辺を
流れゆく景色だけを じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は
哀しい程青く澄んで 胸が震えた

恋をして恋に破れ 眠れずに過ごす
アパートの窓ガラス越しに 見てた夜空の星
この街で夢追うなら もう少し強く
ならなけりゃ時の流れに 負けてしまいそうで

動き始めた 朝の街角
人の群れに埋もれながら 空を見上げた
サクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく白い雲に 胸が震えた

離れれば離れる程 なおさらにつのる
この想い忘れられずに ひらく古いアルバム
若い日の父と母に 包まれて過ぎた
やわらなか日々の暮らしを なぞりながら生きる

まぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながらいつか帰る 愛の故郷(ふるさと)
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰るその時まで 夢はすてない

サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから


5.22歳

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

白いシーツをまきつけ 背中でサヨナラの
悲しい別離を感じてた 窓の外は光る海

やさしさとか愛だとか 綺麗な言葉など
信じれる程 若くはない それは知っていたけれど

22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる? 貴方
私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね
私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね

やさしくもない貴方に 振りまわされた日々
遊びのふりを続けるには 夏は少し長すぎた

激しい愛の言葉で つづられた歌など
しばらくは もう聞きたくない 強がるには疲れ過ぎた

22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる? 貴方
愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ
愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ

22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ
何故かわかる? 貴方
あー 夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配
あー 夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配


6.忘れていいの

-愛の幕切れ-
作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

忘れていいのよ 私のことなど
一人で生きるすべなら知っている 悲しいけれどこの年なら
もういいわ もういいわ おこりはしないわ
不思議ね 別れの予感を感じてた 心の中で少しずつ

信じてる振りをしていただけ それに気付かない
貴方は若すぎたのよ

笑って見送る 私は平気よ
貴方を乗せたこのバスが 見えなくなるまでは笑っている
見つめていないで 背を向けていいのよ
上着の襟が立ってるわ 自分でちゃんと直すのよ 今日からは

遠ざかる 愛が消えてゆく 涙あふれても
逃げない バスが行くまで

手を振る貴方に 心は乱れる
どうかあなた どうかあなた 行かないで 行かないで

忘れていいのよ 私のことなど
一人で生きるすべなら知っている 悲しいけれどこの年なら
慣れてるの 本当よ 別れの言葉に
映画のような愛なんて 欲しいとは思ってなんかいないのに

遠ざかる 愛が消えてゆく 涙あふれても
逃げない バスが行くまで
涙あふれても 逃げない バスが行くまで


7.チャンピオン

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

つかみかけた熱い腕をふりほどいて君は出てゆく
わずかに震える白いガウンに君の年老いた悲しみを見た
リングに向う長い廊下で 何故だか急に君は立ち止まり
ふりむきざまに俺に こぶしを見せて寂しそうに笑った
やがてリングと拍手の渦が
一人の男をのみこんで行った(You're King of Kings)
立ち上がれ もう一度その足で立ち上がれ
命の炎を燃やせ

君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに
わずかに開いた君の両目に光る 涙が何かを語った
獣のように挑戦者はおそいかかる 若い力で
やがて君は静かに倒れて落ちた 疲れて眠るように
わずかばかりの意識の中で
君は何を考えたのか(You're King of Kings)
立たないで もうそれで充分だ
おお神よ彼を救いたまえ

ロッカールームのベンチで君は
切れたくちびるでそっとつぶやいた(You're King of Kings)
帰れるんだ これでただの男に帰れるんだ
これで帰れるんだ
ライ ラ ライ
ライ ラ ライ……


8.帰らざる日々

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

最後の電話を握りしめて
何も話せずただじっと
貴方の声を聞けば何もいらない
いのちを飲みほして目を閉じる

※Bye Bye Bye 私の貴方
Bye Bye Bye 私の心
Bye Bye Bye 私の命
Bye Bye Bye Bye my love※

何か話さなきゃいけないわ
わかっているけど
目の前を楽しい日々が
ぐるぐるまわるだけ

(※くり返し)

酒びたりの日も今日限り
私は一人で死んでゆく
この手の中の夢だけを
じっと握りしめて

(※くり返し)

貴方の声が遠ざかる
こんなに安らかに
夕暮れが近づいてくる
私の人生の

(※くり返し)


9.遠くで汽笛を聞きながら

作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄

悩みつづけた日々が
まるで嘘のように
忘れられる時が
来るまで心を閉じたまま
暮らしてゆこう
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことがなかったこの街で

俺を見捨てた女を
恨んで生きるより
幼い心に秘めた
むなしい涙の捨て場所を
さがしてみたい
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことがなかったこの街で

せめて一夜の夢と
泣いて泣き明かして
自分の言葉に嘘は
つくまい人を裏切るまい
生きてゆきたい
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことがなかったこの街で


10.狂った果実

作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄

ひとしきり肩濡らした 冬の雨
泥をはねて 行きすぎる車
追いかけて ケンカでもしてみたら
少しぐらい心もまぎれる

狂った果実には 青空は似合わない
家を出た あの時の 母のふるえる声は
今でも 耳に響いてる 低く高く

ポケットで 折れていた ハイライト
おかしくて 吸う気にも なれず
かじりかけのリンゴをただ おもいっきり
投げつける 都会の闇に

許してくれなんて 言えない 今の俺には
ナイフ捨てたこの手で 回す ダイヤルの音
せめて もう一度 きざみたい 声がある

生まれてきた事を くやんでないけれど
幸せに暮らすには 時代は冷たすぎた
中途半端でなけりゃ 生きられない それが今

狂った果実にも 見る夢はあるけれど
どうせ 絵空事なら いっそだましてしまおう
せめて この胸がさけるまで Silence Is Truth!


11.終止符


12.祇園祭

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

化野をぬけて 清滝へ向かう 祇園祭りの遠ばやしを
逃がれるように 宿につけば 心細さもつのる
渡月の橋を 渡りきるまでは
振り向いちゃいけない自分の過去だけは
真顔になった君は去年 確かにこの宿にいた
あー宵山の人波にまぎれて
あー握りしめた 君の手を覚えてる今も

祗王の夢と祇女の涙 庭に佇み夕暮れまで
悲しすぎるわ女はいつも 男の為に生きてくなんて
結婚するより このままの方が 一生懸命生きれるみたいと
つぶやく君は僕よりずっと 大きく見えた旅の宿
あー宵山の人波にのまれて
あー流れてゆけ 若すぎる恋の痣よ

風の噂に聞くこともない 祗園祭りにさらわれたまま
君の写真も少し黄ばんで 僕もいくつか年老いた
もっと男で いられたならば 君も女でいられたならば
恋に走れたあの年の夏 帰ることない暑い夏
あー宵山の人波のどこかを
あー愛している あの人も流れているだろう

あー祗園祭りの 遠ばやしが聞こえる
あーあの日のまま あーあの日のまま
あーあの日のまま あーあの日のまま


13.天狼(てんろう)

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

哀しみ背おいて家路をたどれば
遠くにゆらめく憩いの 灯
心に冬の凪ひきずる 鎖をほどけば
ほどけばその足も痛まぬものを
あ-年老いた 白き 狼よ
誇りを今すてて帰れねぐらへ

群れから離れて 掟を逃がれて
薊を 枕に 儚きまどろみ
心に冬の凪星降る砂丘に
いつかは いつかはその命終れと祈らん
あー年老いた 白き 狼よ
その身を横たえて眠れ瞬時

心によみがえる 嵐にその瞳を
ひらけば ひらけば空を裂き 輝く天狼
あー年老いた 白き 狼よ
憩いを今すてて叫べ
夜空に志があるならば 叫べもう一度


14.群青

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせ 貴方を眠らせる
手折れば散る 薄紫の
野辺に咲きたる 一輪の
花に似て 儚なきは人の命か
せめて海に散れ 想いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇

老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ
君を背おい 歩いた日の
ぬくもり背中に 消えかけて
泣けと如く群青の 海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ還るよ

空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる


15.昴(すばる)

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし

ああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ

我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ

呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける
されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり

ああ さんざめく 名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ

我も行く 心の命ずるままに
我も行く さらば昴よ

ああ いつの日か誰かがこの道を
ああ いつの日か誰かがこの道を

我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
我は行く さらば昴よ